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AZ-COMネットとは?

我が国トラック運送業は、国内貨物総輸送量のトンベースで約9割、トン・キロベースで約5割を担い、国民生活のライフラインであり日本経済を底辺で支える基幹産業であると言えます。

ところが、1990年の物流2法の施行で免許制から許可制へと移行し、これまで4万社ほどであった事業者数が、2004年には6万社を突破するなど新規参入事業者が急増しました。

加えて、国内貨物輸送量とトラック輸送量は、下のグラフが示すように2005年以降は年々減少の一途を辿り、ここ数年は対2005年度比で▲15%という状況にあります。

azcomnet.png

(平成29年度版交通政策白書より引用)

このような状況の下、中小のトラック運送会社の経営状況はどこも厳しく、

  • 深刻なまでの人材不足、特に若年ドライバーの採用難とドライバーの高齢化。
  • 輸送量の減少および過当競争下における輸送単価の下落という逆風下、各社のコスト削減に向けた自助努力に限界がきている。
  • 社員教育や後継者育成に十分な対応ができない。

など、様々な問題に直面しています。

しかしながら、このような問題に対し、トラック保有台数で10台以下が56%・30台以下が87%、従業員数で10人以下が49%・30人以下が83%を占めるなど中小零細事業者が太宗をなすトラック運送業界においては、個々の会社では有効な手立てを講じることは決して容易ではありません。

そこで、株式会社丸和運輸機関が中心となって創設したのが、「一般社団法人AZ-COM丸和・支援ネットワーク(AZ-COMネット)」です。

AZ-COMネットは中小のトラック運送事業者を中心とする会員制のネットワークで、経営改善研修や配車担当者・ドライバー向け教育をはじめ、ETC大口多頻度割引サービス(AZ-COM協同組合を通じて提供)、トラックや燃料等の割引販売、運輸倉庫関連商材を安価に提供する共同購入サイトの提供を通じて、会員であるパートナー企業を力強くサポートしていきます。